ピクスタが運営する写真素材販売サイト「PIXTA」は14日、2013年4月に多く検索・購入された人気素材キーワードと、6月の素材動向予測を発表した。これによると、4月に多く検索・購入された素材のキーワードは「海」「アイコンセット」「お中元」だった。

夏に向け、注目度が高まっている「海」と「お中元」のイメージ素材。海に関しては「観光地」や「海水浴」、お中元では「そうめん」「ビール」「風呂敷」といった関連キーワードの検索回数もあわせて上昇傾向にあったという。なお、これらの素材の人気は5月も続くと見られている。

このほか、切り抜きやバリエーションでの使用を前提とした「アイコンセット」素材も人気が上昇している。特に4月はイラストの売れ筋トップ20のうち、アイコンセット5点がランクイン。中でもキャラクターや住宅といったモチーフの需要が高いようだ。

一方、6月の人気キーワード予測では「クールビズ」「健康管理」「選挙」が挙げられた。この予測は前年度の検索・購入データをもとにしたもので、前年もこの時期に人気を集めた「クールビズ」に加え、"食中毒"や"夏バテ・熱中症予防"などを連想させる「健康管理」も注目度が増しそうだという。このほか、夏の参院選まで何かと話題が増えそうな「選挙」や「国民生活」をイメージした素材の需要もぐっと高まることが予想されている。

同社は、今後の広告・デザイン動向や消費者動向に関する予測の一助となることを期待し、これらの結果を毎月発表している。詳細は同社カスタマー向け情報ブログまで。