Net Applicationsから2013年4月におけるワールドワイドのデスクトップブラウザシェアが発表された。

4月はIE10が大きくシェアを伸ばし、6.02%を獲得してIE6の次につけた。5月にはIE6を抜いて5位以内に入るとみられる。IEのほかのバージョンは軒並みシェアを落としており、IE10への移行が進んでいるものとみられる。Firefoxも順調にシェアを増加させた。一方、Chromeは1年に渡ってシェアの減少が続いており、2013年4月も継続してシェアを減らした。

2013年4月ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年4月ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2013年4月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年4月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE 55.81% 微増
2 Firefox 20.30% 微増
3 Chrome 16.35% 微減。減少傾向
4 Safari 5.38% 微増
5 Opera 1.73% 微減
順位 短周期一括型バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE8 23.08% 38ヶ月連続1位。減少に転じる
2 IE9 18.17% IE10への移行が増加したものとみられる
3 Firefox4+ 19.26% 微増
4 Chrome+ 16.35% 減少傾向
5 IE6 6.22% 微減
6 IE10 6.02% 一気に成長。9位から6位へ浮上
7 Safari+ 5.38% 6位から7位へ
8 IE7 1.81% 7位から8位へ
9 Opera+ 1.73% 8位から9位へ

IEが短周期リリースへ移行したこともあり、利用されるブラウザのバージョンは以前にもましてさまざまなバージョンが混在する状況になっている。