JR東日本秋田支社は26日より、ゴールデンウィークと北海道の桜の時期に合わせ、特急「スーパー白鳥」「白鳥」の一部列車を期間限定で弘前まで延長運転する。JR北海道の協力によるもので、弘前駅から函館駅まで乗換えなしの直通列車となる。
延長運転を行うのは、新青森駅9時13分発「スーパー白鳥95号」、函館駅14時49分発「白鳥74号」、函館駅18時19分発「白鳥96号」で、「スーパー白鳥95号」は弘前駅発となる。「白鳥74号」「白鳥96号」は行先が弘前駅に変更される。延長運転は4月26日から5月6日まで実施されるが、「スーパー白鳥95号」のみ、5月11~12日にも延長運転が行われる。
これを受けて、JR東日本秋田支社は1泊2日と日帰りでそれぞれ団体商品を発売。1泊2日コースの「北海道直行列車で行く 松前さくらまつりと函館の旅」(5月11日出発)は、松前城での「松前さくらまつり」と、函館の五稜郭公園の桜が両方満喫できる旅に。松前では昼食にあわび御膳が味わえる。函館市内のホテルに宿泊(3名1室利用)し、旅行代金は大館駅発大人1万9,300円・小児1万4,900円、弘前駅発大人1万8,500円、小児1万4,500円。
日帰りコースは「北海道直行列車で行く 函館日帰りの旅」(5月12日出発)。直行列車で函館駅に到着した後、五稜郭タワーや立待岬など、函館市内の観光名所を貸切バスで巡る。旅行代金は大館駅発大人1万4,300円、小児9,600円。弘前駅発大人1万3,500円、小児9,200円。両コースともに添乗員同行で、定員40名、最少催行人員25名となっている。