シャープは3月21日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の新シリーズとして「スマホライフAQUOS LC-24MX1」を発表した。発売は5月30日。価格はオープンで、推定市場価格は70,000円前後。

「スマホライフAQUOS LC-24MX1」

単なるテレビとしてではなく、MiracastやBluetoothによりスマートフォンと接続して楽しむコンセプトのモデル。ビデオ・オンデマンドや動画投稿サイトなどのサービスが充実する一方で、スマートフォンの画面では小さくて見づらいというユーザーニーズを想定し、MiracastやMHLの有線接続でスマートフォンの画面をテレビに映せる。

テレビ画面とスマートフォン画面を同時に表示できる「スマホスクリーン」機能

また、テレビを見ながら、スマートフォンを楽しむことができるようテレビ画面とスマホ画面を別々に2画面で表示する「スマホスクリーン」機能を搭載。テレビ番組とスマートフォンの表示を1つのディスプレイ内に表示することで、スマートフォンを操作しながらテレビ番組を楽しみやすくしている。

シャープ製のスマートフォン用アプリ「AQUOSコネクト」をダウンロードすれば、テレビ番組内の気になった情報を調べられる「キーワードサーチ」機能を搭載。番組情報から拾い出した人物名や店名などを、スマートフォンのインターネット接続機能を利用して手軽に検索できるようになっている。なお、調べたキーワードはアプリ内で履歴として残るようになっており、自宅でテレビを見て気になった飲食店に行く際に、スマートフォン内の履歴データを利用することも可能だ。

ハードウェア面では、テレビ音声のみならず、スマートフォン内の動画・音楽などのマルチメディアコンテンツを大迫力で楽しめるよう、大型の2.1chスピーカーを搭載。待機状態で画面をオフにしたままスピーカーのみを利用することも可能で、スマートフォンをBluetooth接続してワイヤレスの外部スピーカーとして使用することもできる。スピーカーの出力は5W×2+10W。

主な仕様は次の通り。搭載するパネルは1,366×768ドットの23.6型VAパネルで、バックライトはエッジ型LED、テレビコントラストは10,000:1、視野角は176度。チューナーは地上/BS/110度CSデジタル×各1基を備える。

接続インタフェースはHDMI×2系統に、MHL端子×1系統(HDMI兼用)、D5端子×1系統、ビデオ入力×1系統のほか、ヘッドホン出力、USBポート、LANポートを搭載。なお、USB接続の外付けHDDへの番組録画にも対応する。

本体サイズはW565×D175×H418mmで、重量は約7kg。年間消費電力量は49kW/h年となっている。

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