マルハニチロホールディングスはこのほど、関東・関西に住む15歳~59歳の男女で月に1回以上回転寿司店を利用する人に対し「回転寿司に関する消費者実態調査2013」を実施し結果を発表した。調査は3月9日~3月12日の4日間、関東在住の男女(各250名)、関西在住の男女(各250名)計1,000名を対象にインターネット調査(モバイルリサーチ)にて実施した。
回転寿司は恋人と一緒に 20代では4人に1人
誰と回転寿司に行くことが多いか聞いた質問では、「配偶者」52.4%、「子ども」45.5%、「父母(義父母)」39.5%と家族と行くとの回答が多く、「友人・知人」25.3%、「恋人」11.5%がそれに続く結果となった。男女別にみると、男性では「1人で」は19.0%と2割となり、また、年代別にみると20代では「友人・知人」「恋人」の割合が他の年代に比べ高く、それぞれ43.2%、25.1%となった。
20代女性では84.0%が回転寿司デート「アリ」、肯定派は男性より女性の方が多い傾向
回転寿司をデートで利用することはアリかナシかを聞いた質問では、全体では「アリ」68.0%、「ナシ」32.0%と7割弱が「アリ」と回答した。男女別にみると、肯定派は女性のほうが高く、女性では71.8%と7割強が肯定派となり、特に20代女性では84.0%と大半はデートコースとして回転寿司を使うことに肯定的という結果となった。
さらに、誕生日や記念日での利用についてみると、「自分の誕生日に使う」は「アリ」63.9%、「ナシ」36.1%と6割強が「アリ」と答えた。ただし「パートナー(恋人や配偶者)との記念日に使う」は「アリ」51.9%、「ナシ」48.1%と肯定派と否定派が拮抗する結果になったという。
回転寿司デートでこれだけはやって欲しくないことは…
続いて、実際の回転寿司デートで"パートナーにこれだけはやって欲しくない"ことについて質問。1位は「一度取ったお皿を戻す」(74.6%)、2位「香りの強い香水をつけて入店する」(66.1%)、3位「ネタだけ食べてご飯(シャリ)を残す」(63.4%)、4位「反対側のレーンのお皿を取る」(57.0%)、5位「隣の客とお皿の枚数を競う」(36.9%)という結果になった。
男女別にみると、「値段の高いお皿を取らせてくれない」は女性では43.2%と男性の22.0%よりも21.2ポイント高く、「自分ではお皿を取らずに取らせる」、「お寿司屋さん特有の業界用語を使う」、「取るお皿を迷ってなかなか取らない」は女性が男性より10ポイント以上高い結果になった。