シャープは3月21日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」のパーソナル向けシリーズ「K9」の新ラインナップ「LC-22K9」を発表した。発売は4月5日。価格はオープンで、推定市場価格は40,000円前後。
「K9」シリーズは、「AQUOS」シリーズの中で最もベーシックなモデルだ。2月22日に24V型の「LC-24K9」が発表されており、こちらも今回発表のLC-22K9と同じく、4月5日発売となっている。
LC-22K9は、地上/BS/110度CSのデジタル3波チューナーを1基搭載したLEDバックライトモデルで、ネットワーク機能などは搭載されていない。シングルチューナーモデルながら、USB HDDへの録画機能を搭載しており、バッファローが発売している長時間録画ハードディスク「レコロング」も利用可能だ。
搭載するパネルは、1,366×768ドット。テレビコントラストは10,000:1で、視野角は176度だ。入力インタフェースは、HDMI×3系統に、D5端子×1系統、AV入力×1系統、D-Sub×1系統を装備する。D端子とAV端子は排他接続で、どちらか片方しか利用できない。これらの外部入力端子に機器を接続した場合、放送の映像と外部入力からの映像の2画面表示も可能だ。HDMI 2はMHLに対応しており、MHLに対応したスマートフォンの画面をテレビに表示することが可能だ。また、接続した機器の充電にも対応している。
パーソナルモデルということで、目覚まし時計として利用可能な「おはようタイマー」機能も装備。USBポートをHDDへの接続に利用しない場合には、USBメモリに保存された写真を使用して、デジタルフォトフレームのようにスライドショー表示を行うこともできる。
本体サイズはW519×D178×H365mmで、重量は約4.9kg(スタンド込み)。年間消費電力量は36kW/h年となっている。