ラトックシステムズは3月12日、RS-232C機器をWi-Fiを介して接続・使用することのできるWi-Fi RS-232C変換アダプタ「REX-WF60」を、3月下旬より出荷することを発表した。
同製品は、RS-232Cポートに接続することで、従来は無線ネットワークに対応していない各種組込機器などをWi-Fiに対応させる変換アダプタ。
RS-232Cコネクタには、EIA/TIA-232-F規格対応のD-Sub 9ピンを採用しており、アクセスポイントを介して通信するインフラストラクチャモードと、アクセスポイントを介さずに機器同士が直接通信をおこなうアドホックモードに対応。無線LANの規格はIEEE802.11b/gで、WEP-128やWPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(AES)といった認証にも対応している。
また、近いうちにWindowsPCからCOMポートとして認識できるCOMポートエミュレートドライバも提供される予定だという。
価格は2万9400円で、Windows 8、Windows 7、Windows Vista、Windows XP(SP3)のほか、iOS 6.x、Android OS 4.x/3.2/2.3.xといったOSにも対応する。