Net Applicationsから2013年1月のデスクトップブラウザシェアが発表された。昨年8月よりIEが好調で、1月においても成長を続けており、55%以上の市場を持つようになった。FirefoxやOperaもシェアを伸ばしている。
Safariは先月と変わらずでChromeのみがシェアを落としており、一人負け状態となっている。
2013年1月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告 |
2013年1月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告 |
順位 | ブラウザ | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | IE | 55.14% | ↑ | 微増 |
2 | Firefox | 19.94% | ↑ | 微増 |
3 | Chrome | 17.48% | ↓ | 微減 |
4 | Safari | 5.24% | = | |
5 | Opera | 1.75% | ↑ | 微増 |
順位 | 短周期一括型バージョン別ブラウザ | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | IE8 | 23.54% | ↑ | 37ヶ月連続1位。微増 |
2 | IE9 | 20.93% | ↓ | 減少に転じる |
3 | Firefox4+ | 18.89% | ↑ | 微増 |
4 | Chrome+ | 17.48% | ↓ | 微減 |
5 | IE6 | 6.69% | ↑ | 微増 |
6 | Safari+ | 5.24% | = | |
7 | IE7 | 2.13% | ↑ | 微増 |
8 | Opera+ | 1.75% | ↑ | |
9 | IE10 | 1.29% | ↑ | 成長傾向。9位に上昇 |
昨年よりIE 9の成長とIE 8の減少が続いていたが、1月においてはIE 8が回復し、IE 9がシェアを落としている。また、IE 6やIE 7といった旧バージョンもシェアを回復させるという興味深い結果となった。さらにIE 10がFirefox 3.xのシェアを抜き、9位にランクインしている。IE 10に関しては成長傾向が続いており、近い内にOperaやIE 7のシェアを越えることが予想される。
Chromeのバージョン別では1月10日にリリースされたChrome 24が急成長を遂げており、昨年11月に公開されたChrome 23と入れ替わっている。Firefoxに関しては来月中旬にビルトインPDFビューワを搭載したFirefox 19が公開される予定となっており、市場に影響を与えることができるのか注目しておきたい。