パナソニックは1月29日、デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズの新モデル「DMC-FT25」を発表した。発売は2月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は25,000円前後となっている。
防水・防塵性能、耐寒性能、耐衝撃性能を備える「LUMIX FT」シリーズの下位モデル。同日に発表された「DMC-FT5」と比べると、防塵性能や耐寒性能は同等だが、防水性能は水深7mまで、耐衝撃性能は1.5mまでとなっている。
DMC-FT5との主な相違点としては、Wi-Fi接続やNFC(Near Field Communication)に非対応、動画の記録画素数が1,280×720ドットといった点が挙げられる。
撮影機能としては、DMC-FT5と同様に、水中撮影に適した「アドバンス水中モード」を搭載。光の赤い波長が吸収され、青みがかってしまう水中でも、自然なホワイトバランスで撮影できるようになっている。
また、パノラマ撮影機能と、フィルター効果を組み合わせた「クリエイティブパノラマ」撮影機能を新たに搭載。利用できるフィルターは10種類となっている。
主な仕様は、撮像素子が有効1,610万画素の1/2.33型CCDセンサーで、レンズが焦点距離25~100mm(35mmフィルム換算時)・光学4倍ズームのLEICA DC VARIOレンズ、開放F値がF3.9~F5.7、対応感度がISO100~ISO1600(高感度モード時ISO1600~ISO6400)。背面のモニターは約23万ドット・2.7型の液晶で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードおよび内蔵メモリ(約70MB)。動画の記録形式はMP4、動画の記録画素数は最大1,280×720ドット。バッテリーはリチウムイオン充電池、CIPA準拠の撮影枚数は約250枚となっている。
サイズはW103.7×D19.7×H58.3mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約125g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約144gだ。