パナソニックは1月29日、デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズの新モデル「DMC-XS1」を発表した。発売は2月14日で、価格はオープン。推定市場価格は16,000円前後となっている。

「DMC-XS1」

最薄部14mm、レンズのある最厚部でも17.6mmという驚異的な薄さのモデル。ボディは高品位なメタル製となっており、スマートさ、スタイリッシュさを演出する。

薄型でありながら自社開発の新レンズを採用することで光学5倍ズームを実現。超解像技術で画質劣化を抑えてデジタルズームを行う「iAズーム」では、8倍までのズーミングが可能となっている。また、光学式手ブレ補正「MEGA O.I.S.」を搭載するので、室内などのシャッタースピードが遅くなりがちな環境でも撮影しやすい。

そのほかの撮影機能としては、「LUMIX」シリーズでおなじみのシーン認識オート撮影機能「おまかせiA」や、パノラマ撮影機能と、フィルター効果を組み合わせた新機能「クリエイティブパノラマ」撮影が利用可能。クリエイティブパノラマで利用可能なフィルター効果は11種類となっている。

主な仕様は、撮像素子が有効1,610万画素の1/2.33型CCDで、レンズの焦点距離が24~120mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF2.8~F6.9、対応感度がISO100~ISO1600(高感度モード時ISO1600~ISO6400)。背面のモニターは約23万ドット・2.7型の液晶で、利用可能な記録メディアはmicroSD/SDHCカードおよび内蔵メモリ(約90MB)。動画の記録形式はMotionJPEGで、動画の記録画素数は最大1,280×720ドット。バッテリーはリチウムイオン充電池、CIPA準拠の撮影枚数は約260枚となっている。

サイズはW93.8×D17.6×H53.5mm、重量は本体のみで約88g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約103gだ。

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