女優の武井咲、モデルの水原希子らが14日、都内で行われた第54回「FECJ賞」贈賞式に出席した。

左から、水原希子、高橋盾、武井咲

日本ファッション・エディターズ・クラブ(以下、FECJ)が1956年から開催しているFECJ賞は、その年に最も活躍し、服飾業界に貢献した人に与えられる賞で、FECJ会員の投票によって選出。54回目となった今年は、武井、水原のほかデザイナーの三宅一生、高橋盾、山縣良和、芦田多恵、ファッションディレクターの原由美子、芸術家の草間彌生の8人が受賞した。

ファッション的な話題を提供した有名人に贈られるセレブリティ・オブ・ザ・イヤーを受賞した武井は、グッチの黒いドレスで登場し「グッチの洋服を着ると、魔法をかけられたみたいに自分が素敵な女性になれた気分になります」と笑顔を見せ、「毎日仕事をしてるか洋服のことを考えてるくらい、死ぬほど洋服が好きなのですごくうれしい」と上機嫌。また、シャネルのミニドレスでにこやかに登場した水原は、ファッションメディアで最も活躍した国内モデルに贈られるモデル・オブ・ザ・イヤーを受賞し「モデルを始めて10年目になったので、賞を頂けてうれしいです」と喜びを語り、「身長も高くないし悩んだ頃もあった。でも、信じ続けたら夢って叶うんだと思います。これからも、出来るだけ長く第一線で活躍したい」と決意を新たにした。

贈賞式終了後、報道陣の取材に応じた武井は、自身のファッションについて「クールだったり可愛いかったり、色んなジャンルが好きなので気分や場所に合わせて洋服を楽しんでます。これからはモードなファッションにも挑戦してみたい」と語り、憧れのファッションについて「女性ではラフなスタイルが似合う人に憧れます。男性はキメる時はキメてくるファッションが良いですね」とにっこり。また、武井は今月25日に19歳の誕生日を迎えるが、誰と過ごすか聞かれると「華やかな格好をして、友だちと一緒に過ごしたいです」と話し、報道陣に「ボーイフレンドは?」と問われると「そうですね。いないですね~」とサラリとかわしていた。