Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年11月のデスクトップブラウザシェアが発表された。11月ではChromeのみがシェアを落としており、他の主要ブラウザはどれもシェアを拡大させている。Chromeはこれまで18%~19%台を常にキープしていたが8月からシェアの下落が続いており、11月において17%まで落ちてしまっている。

2012年11月ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年11月ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年11月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年11月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE 54.76% 微増
2 Firefox 20.44% 微増
3 Chrome 17.24% 減少
4 Safari 5.33% 微増
5 Opera 1.67% 微増
順位 短周期一括型バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE8 24.49% 35ヶ月連続1位。微減
2 IE9 20.80% 上昇傾向
3 Firefox4+ 19.15%
4 Chrome+ 17.24%
5 IE6 6.51% 減少
6 Safari+ 5.33%
7 IE7 2.26% 下落傾向
8 Opera+ 1.67%
9 Firefox3.x 1.15%

IE8の下落とIE9の成長が継続しており、差が縮まってきている。また、IE10がWindows 8だけでなくWindows 7及びWindows Server 2008 R2にも対応されることとなった。現在も少しずつではあるがシェアを拡大させており、今後どのように成長していくのか興味深く見守って行きたい。

Chromeは全体ではシェアを下げているものの、自動アップデートにより最新バージョンであるChrome 23が急成長をとげている。Firefoxに関しては11月下旬に最新版が登場したこともあり、前バージョンの方がまだシェアを持っている形となった。Firefox 17はESR版でもあるため、他の直近のバージョンと比較して長くシェアを維持する可能性は高い。