Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies. |
Net Applicationsから2012年10月のデスクトップブラウザシェアが発表された。ここ数ヵ月続いてたSafariのシェア拡大が止まり、減少に転じている。成長したのはIEとOperaで、特にIEは3ヵ月連続でシェアを伸ばしている。Chromeはシェアを落とし続けている。
2012年10月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告 |
2012年10月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告 |
順位 | ブラウザ | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | IE | 54.13% | ↑ | 微増 |
2 | Firefox | 19.99% | ↓ | 微減 |
3 | Chrome | 18.55% | ↓ | 微減 |
4 | Safari | 5.21% | ↓ | 微減 |
5 | Opera | 1.63% | ↑ |
順位 | 短周期一括型バージョン別ブラウザ | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | IE8 | 24.50% | ↑ | 34ヵ月連続1位。微増 |
2 | IE9 | 20.11% | ↑ | 上昇傾向 |
3 | Firefox4+ | 18.64% | ↑ | 4位から3位へ |
4 | Chrome+ | 18.55% | ↓ | 3位から4位へ |
5 | IE6 | 6.85% | ↓ | 減少 |
6 | Safari+ | 5.21% | ↑ | |
7 | IE7 | 2.32% | ↓ | 下落傾向 |
8 | Opera+ | 1.63% | ↑ | |
9 | Firefox3.x | 1.25% | ↓ |
バージョン別では、Firefox 4+とChrome+の順位が入れ替わったくらいで大幅な順位の変動は見られない。IE9は引き続き成長傾向にあり、数ヵ月以内にIE8を抜いて1位のブラウザになる可能性がでてきた。またトップ10圏外だがIE10もじわりじわりとシェアを伸ばしている。ただし、IE10はWindows 8のみでの提供となっているため、Windows 8が普及しないかぎりは急成長しないと予想される。
Chromeに関しては予定どおり9月26日にChrome 22が公開され、自動アップデート機能によって一気にバージョン移行が進んでいる。Firefoxも10月10日にバージョン16が公開されているが、こちらはChromeと比べて移行は鈍く、まだFirefox 15の方がシェアを維持している状態となっている。