日本ユニシスは11月1日、iPhoneやiPadなどのスマートフォン/タブレット端末(以下、 スマートデバイス)から、企業システムを利用するためのクラウド型モバイルアクセスゲートウェイサービス「mobiGate(モビゲート)」の提供を開始すると発表した。

クラウド型モバイルアクセスゲートウェイサービス「mobiGate」概要図

このサービスは、端末や回線の費用負担、端末の管理、セキュリティの確保などの課題を解決するSaaS型クラウドサービスで、スマートデバイスを「mobiGate」経由で接続すると、メール・スケジュールなどのグループウェア、企業内のWebサイトやファイルサーバ、SFA/CRMソリューションなどの企業システムが活用できる。

mobiGateは、iPhoneやiPadといったiOSやAndroid OS端末のほか、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)にも対応。端末側にはデータを持たないほか、ユーザーごとの利用システム制限、端末識別番号によるアクセス認証、暗号化通信など、業務活用のためのセキュリティ機能を搭載している。

クラウド型(SaaS利用)とオンプレミス型(自社構築)の2つの導入形態が選択でき、端末側でのセキュリティや機能制限などの個別設定が不要なため、BYODを実現する。

さらに、パッケージ型業務システムのユーザーインタフェースをスマートモバイル向けアプリに変換し、スマートフォンやタブレット端末ならではの操作性を実現する。mobiGateの価格は、グループウェアへの接続利用の場合で、月額800円/ID(クラウド型、最小10IDより、税別)から。