ローランドは、Windows向け音楽制作ソフトウェア「SONAR」の最新バージョンとして、「SONAR X2」シリーズを11月23日に発売すると発表した。ラインナップは、プロ仕様の最上位モデル「PRODUCER」、中級モデル「STUDIO」、入門者向けの「ESSENTIAL」の3製品で、価格はいずれもオープン。
今回発売される「SONAR X2」シリーズでは、ユーザー・インターフェイスが改良されており、曲の編集・操作画面の視認性が大幅に向上。特に各トラックの音量や音の定位などの調整を記録できる「オートメーション・レーン」が新たに搭載されたことにより、緻密な編集がスムーズに行えるようになった。
また、最上位モデルの「PRODUCER」では、音声データを視覚化し、特定の音を取り出し/消去できる拡張ソフトウェア「R-MIX SONAR」を新搭載するほか、OVER LOUD社のソフトウェア・ギター・エフェクト「TH2 PRODUCER」や、リバーブ・プラグイン「BREVERB SONAR」なども新たに収録。また、「STUDIO」および「ESSENTIAL」では、高機能チャンネル・ストリップとして好評の「ProChannel」に、アナログ・ミキシング・コンソールをシュミレートした「Console Emulator」が追加となる。
なお、同シリーズの発売にあわせて、「SONAR X2 STUDIO」とオーディオ・インターフェース「QUAD-CAPTURE」を同梱したセット製品「SONAR X2 POWER STUDIO QUAD」も発売される。価格はオープン。