『スパイダーマン』や『X-メン』と並ぶマーベル・コミックの看板タイトルであり、2005年に映画化された『ファンタスティック・フォー』のリブート作が製作されることが決まった。
ミスター・ファンタスティック、インヴィジブル・ウーマン、ヒューマン・トーチ、ザ・シングで構成される(一時的にメンバーが入れ替わることもある)『ファンタスティック・フォー』だが、監督は大ヒットを記録したドキュメンタリー『クロニクル』でおなじみのジョシュ・トランクが務める模様。Foxのクリエイティブ・コンサルタントを務めるマーク・ミラーは、リブートではスタン・リーとジャック・カービーのオリジナル作品を忠実に再現するとし、ジョシュ監督がオリジナルの要素を損なわない形での映画化を信じていると語っている。
「(ジョシュは)『クロニクル』で見せたような新しい趣向でスーパーヒーローたちを描くでしょうし、その趣向を『ファンタスティック・フォー』のリブート作品にも盛り込んでくれると思います。その一方で、スタンとジャックのオリジナルのアイデアに敬意を表して、それを損なわない方法でリブートしてくれるものと期待しています」
一方でマークは、ジェシカ・アルバらが出演した同シリーズのリブート作品では、近年のスーパーヒーロー映画と同じような"ダークかつリアルな"作風にするつもりはないともSFX 誌で主張している。「ダークかつリアルな作風の『ファンタスティック・フォー』にするつもりはありませんね」
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