ニフティは10月19日、コムニコ、ライフメディアと共同実施したFacebook利用に関する調査結果を発表した。同調査は9月19日~9月25日に行われたもので、有効回答数は831人。プレゼントキャンペーンへの参加を支援するコムニコのFacebookアプリ「morau(モラウ)」の利用者を対象に、企業のFacebookページへの反応と心理・行動の変化について調べている。
調査結果によると、企業のFacebookページにおいて1日に1回以上「いいね!」やコメントを行うヘビーユーザーは、ライトユーザーと比較して、実際に商品やサービスを利用したり周りに情報を伝えたりしたい気持ちが強いという。また、実際にその企業の商品・サービスを利用する、もしくは会話のなかで話題にする割合もヘビーユーザーの方が高い。
一番関心のある企業のFacebookページを見て、その企業に対する気持ちはどう変化しましたか?(発表資料より) |
一番関心のある企業(ブランド)のFacebookページを見て、その企業(ブランド)に対してどのような行動を取るようになりましたか?(発表資料より) |
Facebook以外によく利用するソーシャルサービスを尋ねた質問では、「Twitter」が38.4%で最も多く、「LINE」や「Google+」については、60%以上が「登録さえもしていない」という結果で、FacebookとTwitterの関連性の高さが明らかになっている。
このほか参考資料として、Facebookの利用目的と利用シーンについての調査結果も公開されている。それによると、「リアルな友達とのコミュニケーション」が利用目的としては最も多い。また、シーン別の利用率は全体的に男性よりも女性の方が高く、特に「起床直後」で性別の差が大きくなっている。