青野未来「2人の甘酸っぱい距離感を楽しんで」-『ナナとカオル 第2章』

女優の青野未来が14日、東京・秋葉原のアソビットシティで行われた、映画『ナナとカオル　第2章』のDVD(3,990円　発売元:バップ)発売記念イベントに出席した。

映画『ナナとカオル 第2章』は、SMプレイをテーマにした甘詰留太の同名コミックが原作のラブコメディで、2011年に公開された第1章に続く第2弾。Hなことばかりを考えている童貞の高校生・カオル(栩原楽人)は、ふとしたことから、幼馴染で生徒会副会長の優等生・ナナ（青野）の"秘密の息抜き"＝SMプレイを手伝うことになる。ある春休み、生徒会のメンバーと温泉街に来た2人は、道に迷ってしまい古民家で一晩を共にすることになるが――というストーリーで、DVDのほかブルーレイも発売中。

イベント前に報道陣の取材に応じた青野は「公開中は映画のイベントがたくさんあって、お客さんと触れ合う機会が多かったんですが、今日は最後のイベント。寂しくて卒業式みたいな気分です」と胸いっぱいの様子で、清水厚監督は「主演2人のコミュニケーションが良かった。プレイ以外での掛け合いも面白いので、楽しく見られると思う」とPRし、「3章もできたらやりたいですね」と続編への意欲ものぞかせた。

映画初主演で、スパンキングなど大胆なSMプレイシーンを体当たりで演じた青野は「私もナナもSMプレイを知らなかったので、同じような気持ちで演じれたと思う」と自信を持って語り、「栩原さんのカオルが大好きで……。愛情たっぷりで真面目な部分もある人。2人の甘酸っぱい距離感を楽しんで欲しい」と笑顔でアピール。また、今後については「女優としてやっていきたい。こっち(SM)を売りにしてるわけじゃないんですけど、『ナナとカオル』以外でもお話があればやります」と意気込んでいた。