シマンテックは10月12日、企業向けの組込み型ウイルススキャンソリューションの新製品として「Symantec Protection Engine For Cloud Services」および「Symantec Protection Engine For Network Attached Storage」の2製品を発売した。

両製品はウイルススキャンと感染修復をリアルタイムで行うソフトウェアで、メールスキャン、ファイルスキャンに加え、URLフィルタリングを用いたWebスキャン機能を搭載している。URLフィルタリングは、同社が買収したWebコンテンツ分類サービスプロバイダ「RuleSpace」のURL情報により強化されており、新規の感染リスクに即時対応が可能となる「Rapid Releaseファイル」にも対応している。

今回、マルチスレッドとインメモリスキャンに対応したことでウイルススキャンが高速化され、従来製品に比べパフォーマンスが約50%向上しているという。なお、インターネットサービスプロバイダを通過するメールを対象としたサンプリングでは、98%のファイルを1秒以内でスキャンできたとしている。

Symantec Protection Engine For Cloud Servicesは、クラウドサービスプロバイダなどの事業者やクラウドサービスを社内構築する企業を対象とした製品で、SMTPメールや携帯メール、Webアクセスやファイルダウンロード、オンラインストレージのファイル利用など、さまざまなアプリケーションを保護できる。単一製品で幅広いアプリケーション保護が可能で、多彩な状況に対応できるのが特徴。

一方のSymantec Protection Engine For Network Attached Storageは、ネットワーク接続ストレージ(NAS)の保護を対象とした製品。遠隔地に設置されたストレージなどに対しても脅威を迅速に検知・駆除し、社内のウイルス感染を防ぐことができる。

両製品は販売パートナーを介した間接販売となっており、価格は、Symantec Protection Engine For Cloud Servicesが最小構成(ユーザーサブスクリプション12ヵ月)で1160円(税別)、Symantec Protection Engine For Network Attached Storageが最小構成で2320円(税別)となっている。