米MicrosoftのクラウドストレージサービスSkyDriveに「ごみ箱」機能が追加された。

SkyDriveはOfficeドキュメントをバージョンごとに自動保存する機能を備えるが、他のファイルについても削除を取り消せるような機能を求める声がユーザーから寄せられていた。そこでWindowsでお馴染みのごみ箱を用意した。ファイルを削除すると「削除しています」という通知が画面に現れ、「元に戻す」ボタンをクリックしない限り、ファイルは自動的にごみ箱に移動する。誤って削除してしまったファイルは、ごみ箱で「復元」を実行すると元に戻る。ごみ箱内のファイルを削除しようとすると「完全に削除しますか?」という確認が表示され、「削除」ボタンをクリックするまで完全削除は実行されない。

左下にRecycle bin (ごみ箱)

誤って削除しても、ごみ箱から復元可能

ごみ箱の中身はSkyDriveの容量からは除外される。ごみ箱の中身がストレージ容量の10%を超えると古いファイルから削除を開始し、またごみ箱内で30日を超えたファイルも完全削除される。ただし、少なくとも3日間は全てのファイルをごみ箱にとどめておくという。

Microsoftはまた、Excelを用いたサーベイ機能を間もなくSkyDriveに追加する予定を明らかにした。集計結果は、Excel Web App、Excel for Windows、Excel for Macなどで分析できるそうだ。