アップルは、19日から提供がスタートするiOSの最新版iOS 6に関して「iOS 6で利用できる機能」と題したページを公開した。国ごとにより利用できる機能が一部制限され注意が必要だ。利用の可否についてまとめた。

日本で提供されるiOS 6には利用できない機能もある

アップルの最新OSとなるiOS 6は既報のとおり19日から提供される。iPhone 3GS/4/4S/5、第4、5世代iPod touch、iPad 2、新しいiPadで対応し、新たに200近くの機能が追加・利用可能になる。

数多くの新機能のなかでも目玉とされているのが「マップ」。従来のiOSで採用されていたGoogleの「Google Map」をベースにした「マップ」アプリからアップル独自のベクターベースの地図に置き換わるが、日本国内では一部の機能が限定されてリリースされる。

リリース段階で利用可能な機能は、「標準」「航空写真」「道順」「ルート案内」「ローカル検索」。これ以外の「建物の3D表示」「渋滞状況」「ビジネスレビュー&写真」については利用不可となる。

音声アシスタント機能「Siri」も機能限定で提供される。利用可能な機能は「スポーツ」「Twitterの統合」「Facebookの統合」「映画情報」の4つ。一方で利用不可となるのは、「ローカル検索」「レストラン情報」「レストランのレビュー」「レストランの予約」「映画のレビュー」「上映時間」となる。

以下では、上記の機能と併せて、これら以外の機能についても対応状況をまとめたので参考にしていただきたい。

マップ Siri iTunes Store
標準 スポーツ ミュージック
航空写真 Twitterの統合 映画
道順 Facebookの統合 テレビ番組 ×
ルート案内 レストラン情報 × 音声入力
建物の3D表示 × レストランのレビュー × 音声入力
渋滞状況 × レストランの予約 × App Store
ローカル検索 映画情報 アプリケーション
ビジネスレビュー&写真 × 映画のレビュー × ゲーム
上映時間 ×
ローカル検索 ×