米Appleは9月12日(米国時間)開催のプレスイベントにおいて、iOSの最新版となるiOS 6を9月19日から提供開始すると発表した。iOS 6ではマップアプリが刷新されるほか、利便性を高める様々な機能が追加される。

iOS 6について予告していたアップルのホームページ

iOS 6ではマップアプリが刷新される。従来のiOSで採用されていたGoogleの「Google Map」をベースにした「マップ」アプリからアップル独自のベクターベースの地図に置き換わる。音声アシスタント機能「Siri」は、アプリの起動を可能にするほか、Facebookへの投稿を同機能を介して行うことなども可能になる。

さらに、OSレベルでFacebookに対応し、カメラや写真アプリケーションからFacebookに直接写真を投稿して共有したり、マップ上にいたまま現在地を投稿したりすることも可能になる。このほか、電話、メール、Safari、FaceTimeといった従来から備わった機能についても、利便性を高めるアップデートが行われる。

Appleでは、iOS 6の概要について、ことし6月に米国で開催されたWWDC 2012において発表、iOS 6を今秋に提供すると予告していた。

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