カシオ計算機は30日、電子辞書「エクスワード」シリーズとして、TOEICテスト対策コンテンツやビジネス用語集を拡充した「XD-D8600」など、新ラインナップとなるモデルを発表した。8月7日より順次発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は27,000円前後より。

「XD-D8600」

「XD-D8600」(オレンジ)

「XD-D8600」は、日々の英語学習やビジネス知識の習得を求められる人に向けたモデル。オレンジ/ブラック/ビビットピンク/ブラウンの4色を用意。8月7日より発売し、店頭予想価格は39,000円前後。

TOEICテストのスコアアップに役立つ単語集や、ビジネスの現場で必要な英語に特化した「キクタンビジネス」、「経済・ビジネス英語2万語辞典」、日本の名作文学(英文・2,000作品)といったコンテンツを収録。そのほか、「キクタンTOEIC 600/800/990」「経済・ビジネス基本用語4000語辞典」「オックスフォードビジネス英語辞典」「国家資格14種 過去問5900」「不動産ビジネス プロフェッショナル用語辞典」「図解雑学ドラッカー経営学」「広辞苑」など計150コンテンツを収録する。

液晶ディスプレイには、白地の画面に文字をはっきりと表示する「Blanview液晶」を採用。2つの液晶を使うタッチパネル式のツイン液晶仕様で、メイン液晶は528×320ドット表示、サイズは5.3型、サブ液晶は2.6型で240×96ドット表示。

メイン液晶のサイドにはスクロールパッドを搭載、検索は「図から検索」のほか「キーワード検索」にも対応。カラー付箋/カラーノート/カラーマーカーといった機能も搭載する。本体は落下や振動の衝撃を軽減する"TAFCOT"設計。

マイクロUSBとヘッドホン端子を搭載し、内蔵メモリは100MB。microSDHCカードを利用してのコンテンツ追加にも対応する。電源は単3形乾電池×2、電池寿命は約130時間。本体サイズはW148×D105.5×H17~19.7mm(閉時)、重量は約310g(電池込み)。

「XD-SC5000」

「XD-SC5000」(シャンパンゴールド)

「XD-SC5000」は、自己啓発や余暇の充実に役立つ50のコンテンツを収録し、シニア向けモデルという位置付け。シャンパンゴールドとレッドの2色を用意。8月4日より発売し、店頭予想価格は27,000円前後。

収録内容は、「広辞苑」「漢字源」「ジーニアス英和辞典」「プログレッシブ和英中辞典」「現代俳句歳時記」など計50コンテンツ。キーボードには50音順のひらがな配列を採用。液晶は528×320ドット表示のタッチパネル式5型「Blanview液晶」。本体にはヘッドホン端子を搭載する。電源は単3形乾電池×2で、電池寿命は約130時間。本体サイズはW148×D105.5×H17~19.7mm(閉時)、重量は約310g(電池込み)。そのほかの仕様は「XD-D8600」とほぼ共通。

「XD-D6600」「XD-D4850」「XD-D3850」

「XD-D6600」
(ホワイト)

「XD-D4850」
(ビビッドピンク)

「XD-D3850」
(ブラック)

「XD-D8600」と本体仕様を同じくし、収録コンテンツの違うモデルも3機種発売される。

「XD-D6600」は生活・教養モデル。昆虫や野鳥の図鑑といった110のコンテンツを収録。「里山の昆虫ハンドブック」「里山の野鳥ハンドブック」「角川類語新辞典」「もういちど読む山川日本史」「ぜひつくりたい基本のお菓子」「広辞苑」「プログレッシブ和英中辞典」など計110コンテンツを収録する。レッド/シャンパンゴールド/ホワイト/ブラックの4色を用意。8月7日より発売され、店頭予想価格は35,000円前後。

高校生向けモデルの「XD-D4850」は、「実践ロイヤル英文法」「ゼロから始める英文法 中学/高校レベル」「広辞苑」「キクタン英検2級/準2級/3級」「オーレックス英和辞典」「地学用語集」「よくでる日本史B一問一答重要用語問題集」「英単語ターゲット1900」 「新TOEICテストスコアアップ」など計150コンテンツを収録。ライトブルー/ホワイト/ブラック/ライトピンク/ビビットピンク/オレンジの6色を用意。8月7日より発売され、店頭予想価格は39,000円前後。

中学生向けモデル「XD-D3850」は、「旺文社標準国語辞典」「ゼロから始める英文法 中学/高校レベル」「キクタン英検2級/準2級/3級」「初級クラウン英和辞典」「中学数学解法事典」「中学英単語ターゲット1800」「中学総合的研究 国語」など計130コンテンツを収録。ブラック/ホワイト/ライトピンクの3色を用意。8月7日より発売され、店頭予想価格は35,000円前後。