ジャストシステムは7月26日、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用し「iPhone 5に関する購入意向調査」を実施し、その結果を発表した。

同調査は、Fastaskのモニターのうち、「通常の携帯電話(フィーチャーフォン)」、「iPhone 3GS以前」、「iPhone 4」、「iPhone 4S」、「スマートフォン(Android系)」、「スマートフォン(Windows Phoneなど)」、「携帯電話非利用者」について、それぞれ100名の利用者に対して実施したもの。

iPhone 5の購入意向については、iPhoneユーザーは68.3%が「購入したい」、17.4%が「購入を検討する」と回答し、85.7%が購入する可能性があることがわかった。回答者全体ではiPhone 5を「購入したい」が43.7%、「購入を検討する」も合わせると63.8%となった。

機種別 iPhone 5の購入意向 (出典:ジャストシステム)

現在の利用端末ごとに見ると、「通常の携帯電話(フィーチャーフォン)」の利用者で26.0%、「スマートフォン(Android系)」の利用者で31.0%、「スマートフォン(Windows Phoneなど)」の利用者で28.0%となり、現在は携帯電話を「利用していない」層も16.0%が「購入したい」と意欲を示している。

購入意欲を示した回答者に、iPhone 5で実現してほしいと期待している機能を複数選択形式で質問したところ、実用性を高めるために基本性能を向上させてほしいという声が上位に並んだ。

iPhone 5で実現してほしい機能 (出典:ジャストシステム)

具体的には、上から「バッテリーの大容量化」(71.6%)、2位「4G LTE(高速新通信規格)」(61.1%)、3位「プロセッサの高速化」(57.5%)、同率4位に「強化ガラスのスクリーン」(40.2%)、「ワイヤレス充電」(40.2%)といった項目が挙がっている。

iPhone以外のスマートフォンユーザーが、次回購入する機種としてiPhone 5ではなく、Android端末を検討する理由としては「取扱いキャリア」という回答が最も多く、それぞれAndroidユーザーが36.4%、Windows Phoneユーザーなどが33.3%だった。

契約中のキャリア別に購入意向を聞いたところ、ソフトバンク契約者の購入意向の高さが目立ち、64.1%が「購入したい」と答えた。