伊藤忠食品が運営するPOSA型ギフトカードを展開するギフトカードモールジャパンでは、お中元に関する調査を実施した。調査では、ギフト券の評価が非常に高いものの、贈る際には選ばれていないことが分かった。調査期間は7月4日~7月6日、有効回答数は300件。
お中元で贈りたい商品についてたずねたところ、1位「種類(ビール・日本酒など)(45.3%)」、2位「産地直送ギフト(38.3%)」、3位「精肉・ハム・ソーセージ(32.3%)」となったほか、ギフトの定番商品がランクインした。
一方、もらったらうれしいお中元の商品については、贈りたい商品でトップだった「酒類」が39.3%で3位となり、「商品券・ギフト券」が55.3%でトップに。贈るときには「金額が丸わかりでいやらしく感じる」と敬遠されがちな金券類も、もらう側の気持ちはそうではない模様。
また、酒類の場合はお酒が飲めないなど、相手に合わせて送る必要があるためか、もらってうれしい商品と贈りたい商品との間にギャップが見られた。
お中元にあったら良いなと思うサービスについてたずねたところ、1位は「得意ではない食べ物が届いたとき、交換できるサービス(42.0%)」となった。相当数が「苦手なものをもらった経験」をしていると考えられ、「定番商品だから無難」と考えて食品系を贈ることで相手を困らせていることがあるといえる。
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