お酒を飲むときにトマトジュースを一緒に飲むと、血中のアルコール濃度が3割低下し、体内からのアルコール消失も50分早まることが、アサヒグループホールディングス株式会社とカゴメ株式会社の共同研究で分かり、日本栄養・食糧学会大会で発表した。
研究チームは、焼酎甲類(ストレート約100ミリリットル)とトマトジュース3缶(約480ミリリットル)を実験協力者に同時に飲んでもらったところ、飲んでから3時間後までの血中アルコール濃度の推移曲線が、トマトジュースを飲んでいないとき(1時間後に最高の1ミリリットル当たり約0.4 ミリグラム)に比べて、3割ほど低下(同0.3ミリグラム)した。また計算上、体内にとどまるアルコール量も約3割減少した。さらに体内からのアルコール消失に、トマトジュースを飲んでいない場合は5時間を要したのに対し、トマトジュースを飲んだ場合は4.2時間と、約50分早まったという。
別のラットを使った実験で、トマトの水溶成分によって、アルコールの代謝に関わる酵素の活性が高まることが分かった。
これらのことにより研究チームは「お酒と一緒にトマトを食することで、酔いの回りが緩やかになり、飲酒後の酔い覚めも早まる可能性がある」としている。
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