ライカカメラジャパンは11日、世界初となるモノクロ撮影専用35mmフルサイズセンサー搭載のレンズ交換式カメラ「ライカM モノクローム」を発表した。発売時期は8月を予定している。価格は現時点では未定だが、90万円前後を見込んでいる。
新開発のモノクロ撮影専用の撮像素子を搭載したモデル。色を識別するのではなく、各画素が輝度を忠実に記録するようになっている。そのため、色認識用の撮像素子を搭載した他の一般的なデジタルカメラでモノクロ撮影を行う場合に比べて、はるかにシャープな"正真正銘"のモノクロ写真を撮ることが可能。
主な仕様は、マウントがライカMマウント、撮像素子が有効1,800万画素・35mmセンサー(ローパスフィルター非搭載)で、記録形式がRAWとJPEG、対応感度がISO320~ISO10000(ISO160の拡張設定も可能)、シャッタースピードが絞り優先AEモード選択時で32~1/4,000秒、マニュアルモード選択時で8~1/4,000秒となっている。ファインダー倍率は全てのレンズで0.68倍、背面のモニターは2.5型・約23万ドット表示の液晶方式、利用可能な記録メディアはSD/SDHCカード、バッテリーはリチウムイオン充電池を採用。
本体サイズは約W139×D37×H80mm、重量は約600gだ。
製品には画像処理ソフト「Adobe Photoshop Lightroom」やモノクロ画像編集ソフト「Silver Efex Pro 2」が付属する(オンライン登録後にダウンロードして入手)。
また、ライカカメラジャパンは同日、Mマウント用レンズの新製品として「ライカ アポ・ズミクロンM f2.0/50mm ASPH.」を発表した。
1979年に発売された先代モデルの光学系をベースに、焦点距離50mm・開放F値2.0と標準的なスペックにおける性能向上が図られたレンズとなっている。細部のコントラスト再現性と解像力を表すMTFの試験結果においては、画面全体で50%超という高いコントラストを実現したという。
絞り羽根は11枚、レンズ構成は5群8枚、フィルターサイズはE39。
その他の主な仕様は、最短撮影距離が0.7m、最短撮影範囲が217×407mm、最小絞りがF16となっている。サイズは直径53×長さ47mm、重量は300gだ。
こちらも発売は8月の予定で、価格は未定だが70万円前後を見込んでいる。
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