Googleはこのほど、同社の提供する「Googleウェブマスターツール」において、検索クエリのデータ表示の参照期間を最長90日に拡大したことを公式ブログで発表した。

Googleウェブマスターツールは、Googleでのページ表示に関するデータをチェックできるWebサイト管理者向けのサービスで、SEOなどに活用することが可能。これまで同サービスでは、検索クエリの履歴は最大35日分しか見られなかったが、今回の機能変更により、90日分のデータが表示できるようになった。

検索クエリのデータ履歴イメージ

なお、グラフとテーブルの間にあるボタンによって変動率の表示 / 非表示を切り替えることができるが、変動率を表示させる場合は参照期間を30日以内に設定する必要がある。また今回のサービス改善で、これまでWebサイトの所有者の確認後に実際にデータが表示されるまで一定期間が必要だったものが、確認後すぐに基本的な検索クエリデータが表示されるようになった。

変動率の表示切り替えボタン