4月29日、"Ivy Bridge"の開発コード名で知られていた第3世代のIntel Coreプロセッサの販売が解禁された。東京・秋葉原では、話題の新製品の販売解禁時には恒例となっている、販売解禁日への日付変更直後をねらった深夜販売が実施され、パーツショップが集中し通称"パーツ通り"と呼ばれる一角が、Ivy Bridgeを買い求めるユーザーで埋め尽くされていた。
製品発表は今週はじめに行われており、製品の概要や実性能などは、既報の特集記事(リンク: 【特集】「Ivy Bridge」完全攻略!! 「Core i7-3770K」で試す第3世代Coreの実力検証」)が詳しいので、あわせてご覧いただきたい。
前世代のSandy Bridgeでは、発売直後から人気・品薄で、一部モデルでは入手困難な状態がしばらく続いた。今回のIvy Bridgeでは、Sandy Bridgeよりも潤沢な入荷があったようだ。ただ、今回も上位モデルを中心に売れ行きが好調で、深夜販売中に完売するモデルもあったなど、ゴールデンウィーク中には主要在庫が枯渇する恐れもある。
なお、ショップ関係者の声を聞いてみたところ、ダントツで人気だったのが、最上位モデルとなる「Intel Core i7-3770K」。もっとも、i7-3770Kについては入荷量も多かったため、まだ入手可能な状態であった。一方でより入手困難となっていたのが、Core i7-3770S/3770Tなど、型番末尾に「S」がつくTDP65W版や、「T」がつくTDP45W版といった省電力モデルで、こちらは入荷量が少ないうえに、人気も高く、既に完売が相次いでいた。
(以上速報版。Ivy Bridge販売解禁の模様は、追って別記事にて詳細をお伝えします)