米Googleは4月11日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」のデザインを刷新した。同社が目指す「simpler, more beautiful Google」に沿ってデザインが見直されており、ナビゲーションリボンによって機能性やカスタマイズ性が向上、写真やビデオがより大胆に表示されるようになった。
新デザインでまず気づくのは、左側に配置されたナビゲーションリボンだ。これまで上部にあったナビゲーションバーに代わるメニューで、機能を切り替えるためのナビゲーションからアプリケーションのラウンチャーに近づいた。例えば、アイコンをドラッグ&ドロップしてメニュー項目の追加・削除や並べ替えを行えるなどカスタマイズが可能。「写真」や「もっと」など、いくつかのアイコンではポインターを合わせると、関連する機能のリストが現れる(クイックアクション)。GoogleシニアバイスプレジデントのVic Gundotra氏によると、リボンはGoogle+の今後の進化を視野に入れたものだという。「次の大きな機能、さらにその先の機能のための、大きな(そして錯乱していない)スペースをわれわれに提供してくれている。続報を期待して待っていてほしい」と述べる。
ストリームは投稿がカード形式で並び、投稿をフォローし、会話に参加しやすくなった。写真やビデオがフルブリードで大きく表示され、写真の上でポインターをホバリングさせると、投稿者の他の写真やアルバムへのリンクが現れる。また投稿の下部分にある「+1数」や「Reshare(再共有)数」をクリックすると、アクティビティの詳細にアクセスできる。
ビデオチャット機能Hangoutsの専用ページが設けられ、友だちからの招待のアップデートや、公開またはオンエア中のHangoutへのアクセスが容易になった。他にも、画像が大きくなったプロフィール・ページ、友だちを中心に据えたチャットリスト、最新情報や面白いコンテンツにアクセスできるExplorer(ピックアップ)ページなど、数多くの改良が加えられている。