Firefoxの開発者、Metro UIの対応状況を報告

Firefoxの開発者であるBrian Bondy氏が、ブログにおいて「A working Firefox Windows 8 Metro prototype, status update 3」と題し、FirefoxのWindows 8への対応状況を報告している。FirefoxのMetro UIの対応は3月より開始されており、すでにMetro UIのFirefoxが動作しているという。

ブログには、Windows 8上でMetro UIに対応したFirefoxのスクリーンショットがいくつか掲載されている。開発されているプロトタイプ版はモバイル向けのFirefox、Fennec XULをベースにしており、そのため現状ではルック&フィールがAndroidブラウザと似たような状態になっているという。

Bondy氏によると、まだ開発段階であるためUIが今後変更される可能性が高く、今週中にはインストーラをまとめ、Metro版Firefoxのガイドラインを提供し、フィードバックが得られるようにしたいとしている。

なお、FirefoxのロードマップリストにあるようにMetro UI版の公開は今年の第2四半期を目標としているが、いくつかのデザイン問題やプラットフォーム統合のための作業が大量にあるため、第2四半期内に間に合うかどうかはまだわからないとしている。