米Appleは3月19日(現地時間)、16日に発売開始となった第3世代の「iPad」の販売台数が300万台を超えたと発表した。
新しいiPadは、Retinaディスプレイ(2048×1536ピクセル、解像度264 ppi)、グラフィックス機能を強化したA5Xプロセッサなどを搭載し、Wi-Fi+4Gモデルは北米でLTEサービスをサポートする。16日に米国、日本、英国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、シンガポール、スイスなどで発売開始となった。「300万台を突破した新しいiPadは、まさにブロックバスターであり、iPad発売の過去の記録を塗りかえた」とワールドワイドマーケティング担当のバイスプレジデントPhilip Schiller氏。2010年4月に登場した初代iPadは100万台到達までに28日を要した。20日時点で、日本のApple Store(オンライン)では全てのWi-Fiモデルの出荷予定日が「1-2週」、米国では全てのモデルが「2-3週」になっている。
新しいiPadは今後、3月23日にオーストリア、ニュージーランド、ベルギー、デンマーク、フィンランド、アイスランド、イタリア、オランダ、メキシコなど25カ国での販売が始まる。