シャープはこのほど、LED電球「ELM」の「DL-LG81N」「DL-LG72L」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は4,400円前後となっている。
DL-LG81NとDL-LG72Lともに、ボール電球互換のLED電球だ。光色は、DL-LG81Nが昼白色相当で、DL-LG72Lは電球色相当。対応するソケットはE26だ。ボール電球にもいくつかサイズがあるが、2製品ともに直径95mmタイプの置き換えが意図されたもの。
同社では従来より、「DL-L81AN」(昼白色相当)および「DL-L81AL」(電球色相当)というボール電球互換のLED電球を販売している。従来モデルとの違いは、ヒートシンク部分の小型化と高拡散電球カバーの採用だ。より広い範囲に光が拡がるようになり、ペンダント照明などで使用した場合でも、下方向だけでなく全体が明るくなる。
また、カバー部分の拡大により、明るさ自体もアップしている。60Wの白熱ボール電球の全光束は、ホワイトタイプで700lm前後。それに対し、DL-LG81Nは全光束800lmで、DL-LG72Lは全光束700lmと、白熱ボール電球に近い明るさを実現している。従来品では、DL-L81ANの全光束は730lmだったが、DL-L81ALの全光束は520lmと白熱ボール電球40形相当だった。DL-LG81NとDL-LG72Lの消費電力はいずれも10.4Wで、定格寿命は4万時間となっている。
なお、DL-LG81N/DL-LG72Lは、従来モデルのDL-L81ANやDL-L81ALとは異なり、調光器には対応していない。