日本エイサーは7日、HD画質での表示に対応したDLP方式のモバイルプロジェクター「K330」を発表した。3月9日より発売し、価格はオープン。
輝度500ルーメンのLED光源を採用した持ち運びやすいサイズのモバイルプロジェクター。ランプ寿命が約20,000時間と長く、メンテナンスフリーで使用できる。消費電力は使用時が120W(スタンバイ時:1W)。ECOモードも用意されており、通常時と比較して最大20%の消費電力を削減できる。出力信号がない場合は、5分でECOモードに移行する。
2GBのメモリを本体に内蔵するほか、SDメモリカードスロット×1とUSBポート×2を搭載。動画、音声、静止画などを保存しておくことでPCレスでの投影が可能。Microsoft WordやExcelなどのファイルも、付属の変換ソフト「PTG」で変換することで投影できるようになる。また、PCとUSBケーブルで接続してのUSBディスプレイ投影機能にも対応。
主な仕様は、投射方式がDLP、画素数が1,280×800ドット(WXGA)、アスペクト比が16:10(4:3、16:9も選択可能)、コントラスト比が4,000:1、輝度が500ルーメン(ECOモード時:400ルーメン)、色再現性は約10億7,000万色、投射レンズは明るさがF=1.5、焦点距離がf=13.92mm、フォーカスは手動。
対応解像度(入力)は1,920×1,080ドット(フルHD)~640×480ドット(VGA)、ビデオ入力信号入力方式はNTSC/PAL/SECAM/HDTV/EDTV/SDTV。投射画面サイズは30~80型で、投射距離は30インチで0.9m、40インチで1.2m、60インチで1.8m、80インチで2.4m。投射比率は66インチ@2m。
自動台形補正機能(垂直方向±40度)に対応し、映写モードはフロント/リア/フロントセイリング/リアセイリング、天井取り付けにも対応。主な機能は、DLP 3D対応、インスタント・オフ機能(ダイレクト・シャットダウン)、天吊時自動上下反転機能、壁色補正機能など。
映像入力インタフェースは、HDMI、D-Sub×1、コンポジット端子×2(3.5mm×1、RCA×1)。音声入力インタフェースはHDMI、コンポジット×1(3.5mm)。音声出力用ステレオミニジャックと、2Wのモノラルスピーカーを搭載。専用キャリングケースやリモコンなどが付属。本体サイズは、W218×D168×H46.5mm、重量は約1.24kg。