ジャクソン5でマイケルと共にリード・ボーカルを担当していたジャーメイン・ジャクソン (C)BANG Media International

ホイットニー・ヒューストンが、マイケル・ジャクソンの兄ジャーメイン・ジャクソンと約1年間の不倫関係にあったことが報じられている。

先月急逝したホイットニーだが、デビュー間もない1980年代に、一緒に仕事をしたことがきっかけでジャーメインと親しくなった模様。ジャーメイン自身もこれまで執筆した自伝の中で、お互いにひかれあっていたことを明かしているが、現在では2人が実際に「恋人」だったと見られている。

イギリスのザ・サン紙の関係者は、ジャーメインが自伝の中で真実の半分も語っておらず「彼は2人が遊びの関係でその後は身を引いたと語っていますが、彼らは恋人だったんです。ホイットニーと出会った当初、彼女のホテルの部屋にこっそり通い、スタジオで夜遅くまで一緒に仕事をしていましたよ。ホイットニーは彼にコードネームさえつけていましたから。"ジャイ"と呼んでいたんです」と、当時の2人の関係について明かしている。

しかしその後の2人の関係は、ジャーメインが当時の妻ヘイゼル・ゴーディーと別れるのを拒否したため、終止符が打たれたという。「2人が終わった理由は、ジャーメインが妻と別れなかったため、それにホイットニーが激怒したからなんです。"すべてをあなたに"のビデオは、まさにこのことを表現したものなんですよ」

1988年にヘイゼルと離婚したジャーメインは、先日のホイットニーの死が弟マイケルの死を連想させるものだったため、ひどく動揺したと言われている。ニュージャージーで執り行われたホイットニーの葬儀には出席しなかったが、彼女の遺族とは現在も親しい関係を保っているようだ。

同関係者は「ジャーメインはホイットニーの家族と良い関係を続けています。お互いに何があったか知っていますから。でも、ホイットニーは決して夫を横取りするような人ではありませんでした。ただ既婚者に恋をしてしまっただけなんです」と続けた。

(BANG Media International)

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