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Googleがドメイン向けAdSenceの停止を発表した。ドメイン向けAdSenceとは、コンテンツがないドメインを所有しているユーザが広告収入を得られるサービス。ドメインを登録すると、空のページやエラーメッセージ"Page Not Found"が表示されるページに、代替の広告を表示できるようになっていた。今回の発表ではこのドメイン登録を終了し、利益化を中止するというもの。

発表によると、ドメイン向けAdSenceの停止は4月18日としている。ただし、急に止めるではなく何段階かにわけてサービスを停止していくという。タイムラインは以下のとおり。

  • 2月22日 : 新規登録者の受付を停止。現在利用中のユーザは4月18日まで利用できる。
  • 3月21日 : 新規ドメインの登録を停止。利用中のユーザは新しいドメインを追加できなくなり、登録情報のみ表示されるようになる。
  • 4月18日 : ドメイン向けAdSenceを完全に停止。AdSenceにホストされているすべてのドメインの広告を配信停止し、課金収入を中止する。ドメイン設定やチャンネルにはアクセスできる。
  • 6月27日 : ホステッドドメインの完全停止。ドメイン設定やチャンネルも表示されなくなる。

Googleでは、現在の利用者に対して「Migrating your domains to a new domain parking provider」と題して、他のドメインパーキングプロバイダへの移行に関するアドバイスを公開している。