シャープは23日、「フリースタイルAQUOS」のF5シリーズから、52V型と46V型のブラック系モデルとホワイト系モデルの計4機種を、2月3日に発売すると発表した。いずれも価格はオープンで、推定市場価格は52V型の「LC-52F5」が30万円前後、46V型の「LC-46F5」が24万円前後。

左から、ディスプレイ部「LC-52F5-B(ブラック系)」「LC-52F5-W(ホワイト系)」「LC-46F5-B(ブラック系)」「LC-46F5-W(ホワイト系)」、チューナー部、リモコン

フリースタイルAQUOSは、ディスプレイ部とチューナー部を分離した、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ。チューナー部からディスプレイ部にワイヤレス通信を行う事で、アンテナコードの無い部屋にもディスプレイ部を設置する事ができる。

また、ディスプレイ部は、キャビネットや液晶パネルなどの部材を一体化した融合設計によって薄型・軽量化を実現。同じ52型の同社製品「LC-52L5」が約23.0kgであるのに対し、今回発売されるLC-52F5のディスプレイ部は約14.0kgとなっている。再薄部は2.9cmで、同梱の「壁掛けスリム金具」を使って壁に掛けた場合、壁面からテレビ前面までの厚みは約4.2cmとなる。

そのほか、同社製スマートフォン「AQUOS PHONE」とWi-Fiで接続し、撮影した写真や動画、保存している音楽の再生が行える「スマートファミリンク」機能、インターネット経由で動画配信や情報サービスが利用できるネットサービス「AQUOS City」、DLNA対応の機器に保存されている動画・音楽・写真を再生可能な「DLNAプレーヤー」機能、USB対応のハードディスクを接続して番組の録画や再生が行える機能などが利用できる。

52V型・46V型ともに、画素数は1,920×1,080のフルハイビジョン。コントラストは100万 : 1、視野角は上下176度、左右176度。使用光源はLED(エッジ型)。

ディスプレイ部の接続端子は、HDMI入力1系統1端子、LAN端子(10BASE-T/100BASE-TX)、静止画・音楽再生用USB端子、ヘッドホン出力、デジタル音声出力。チューナー部は、アンテナ入力地上デジタル端子(VHF・UHF)、アンテナ入力端子(BS・110度CS)、LAN端子(10BASE-T/100BASE-TX)、録画・再生HDD用USB端子、ディスプレイとの通信用にIEEE802.11n/IEEE802.11a準拠の無線LANシステムを搭載する。

ディスプレイ部の本体寸法と質量は、52V型が119.8(W)cm×3.5(D)cm×70.9(H)cm、約14.0kg。46V型が106.2(W)cm×3.5(D)cm×63.1(H)cm、約12.0kg。チューナー部は共通で、17.0(W)cm×18.0(D)cm×3.6(H)cm、約0.7kg。