LinkAMedia Devices(LAMD)は、独自技術「eBoost」第2世代を採用したソリッドステートドライブ(SSD)の耐久性測定値を発表した。高度なチャネル予測技法を駆使したeBoostの適応型アルゴリズムにより、高いパフォーマンスを維持しながら、耐久性の飛躍的な向上を実現した。
第三者機関による測定値によると、eBoost技術を搭載した「LAMD FlashLINK」プラットフォームソリューションは、極限のSPC-1C作業負荷をかけた状態で、高いパフォーマンスと最小クラスの待ち時間を実現したという。JEDECに準拠した、エンタープライズクラスMLC NANDフラッシュメモリ向けテスト手法による測定で、eBoost技術を搭載したSSDは、9万回の書き換えサイクルを達成した。
これにより、クリティカルなスループット、レスポンスタイム、耐久性が要求されるトランザクション処理や高性能検索エンジンといった、特に要求の厳しいエンタープライズアプリケーションのNAND型フラッシュメモリの要件仕様を上回る耐久性を実現したという。
なお同社ではeBoost技術により、ミッションクリティカルなエンタープライズSSDのパフォーマンスや耐久性の差別化を図っていくとしている。