NetBeans IDE

Oracleは1月5日(米国時間)、統合開発環境の最新版となる「NetBeans IDE 7.1」を公開した。NetBeans IDEはJavaで開発された統合開発環境。Javaの統合開発環境であり、また、C/C++、PHP、Groovyなどの開発環境としても利用できる。GlassFishやTomcatが同梱されており、Webアプリケーション開発を簡単に開始できるという特徴がある。

NetBeans IDE 7.1における主な特徴は次のとおり。

  • Java FX 2.0対応
  • Java EE 6関連機能の改善
  • Java FXおよびSwingビジュアルデバッガの導入
  • Javaエディタの改善
  • GlassFish 3.1.1およびOracle WebLogic Server 12c対応
  • Gitサポートの統合
  • Mavenサポートの向上
  • 新しいPHPデバッガの導入
  • CSS3サポートの実現

Ubuntu 11.10で動作するNetBeans 7.1の動作例

Javaエディタ使用例

Swing GUIビルダ使用例

PHPの編集例

NetBeans IDEにはOSに依存しないパッケージ版が用意されているほか、Windows版、Mac OS X版、Linux版、Solaris版も提供されている。用途に合わせてパッケージをダウンロードすることができる。動作にはJDK6以降の開発環境が必要。今回のリリースは、特にJava FX 2.0のサポートがメインテーマとなっている。