Googleは、Android開発者向けのWebサイト「Android Developers」において、Android OSのバージョン別シェアの最新データを公表した。
このデータは、Androidマーケットにアクセスした端末数の集計にもとづくもので、1月3日までの直近14日間の数字となっている。同サイトが発表するデータでは、今回、Android 4.0(Ice Cream Sandwich)が初めて取り扱われた。
公表されたデータによると、もっとも使われているバーションは、Android 2.3(Gingerbread)で、Android 2.3~2.3.2とAndroid 2.3.3~2.3.7を合わせると、55.5%を占める。次いで、Android 2.2(Froyo)が30.4%となり、Android 2.3とAndroid 2.2が搭載された端末が全体の85%以上を占めていることがわかる。
バーション | コードネーム | シェア |
---|---|---|
Android 1.5 | Cupcake | 0.6% |
Android 1.6 | Donut | 1.1% |
Android 2.1 | Eclair | 8.5% |
Android 2.2 | Froyo | 30.4% |
Android 2.3~2.3.2 | Gingerbread | 0.6% |
Android 2.3.3~2.3.7 | 54.9% | |
Android 3.0 | Honeycomb | 0.1% |
Android 3.1 | 1.5% | |
Android 3.2 | 1.7% | |
Android 4.0~4.0.2 | Ice Cream Sandwich | 0.3% |
Android 4.0.3 | 0.3% |
シェアデータに初登場したAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)は、Android 4.0~4.0.2とAndroid 4.0.3の数字を合わせると、全体の0.6%となっている。日本国内でもAndroid 4.0を搭載したサムスン電子製の「GALAXY NEXUS」が発売されたが、現在のところ、Android 4.0を搭載する主な端末は「GALAXY NEXUS」とアップデートした「Nexus S」のみとなっているため、まだシェアはわずかにとどまっている。
そのほか、タブレット向けOSであるAndroid 3.0(Honeycomb)のシェアは3.3%となり、増加傾向にはあるものの、Android 2.3などと比べると数字はかなり小さい。また、Android 1.5、1.6、2.1のシェアはそれぞれ、0.6%、1.1%、8.5%となっている。
(記事提供:AndroWire編集部)
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