Zigbee Allianceは1月4日(米国時間)、LED照明コントロール用に考案された新しいオープンスタンダード「Zigbee Light Link」の開発を進めていることを発表した。
同規格によって、メーカーはさまざまな照明およびコントロールの製品開発が可能となり、相互運用可能な一般住宅用の無線コントロールの照明製品の豊富な選択肢をリセラーや消費者に対して提供できるという。
同規格を使用して作られたLED電球、LED付属製品、センサ、タイマー、リモート、スイッチは、一般住宅のネットワーク内で連動するために特別な機器を必要としないため、消費者は一般住宅の照明ネットワークに追加の機器を簡単にインストールかつ追加できるようになる。
また、Zigbeeのポートフォリオにあるすべての機器と同じように、Zigbee Light Linkを採用した機器は、ネットワークに接続されたコンピュータ、タブレット、スマートフォンを通じてインターネット経由でコントロールできる。同規格の開発は、General Electric(GE)、Greenwave Reality、OSRAM Sylvania、Philipsなどの業界大手照明専門メーカーによって進められている。
なお、Zigbee Light Linkを使用して作られた製品はZigbee認定シールを獲得でき、同オープンスタンダードの開発が完了すると、異なるメーカー間で相互運用可能な照明アプリケーション向けの規格化された無線ネットワーキング・ソリューションが誕生することとなる。