アドビ システムズは17日、ガートナーによる調査レポート「Magic Quadrant for Web Content Management(マジック クアドラントのWebコンテンツ管理)」2011年版において、「実行能力」と「ビジョンの完全性」が極めて優れた企業「リーダー」クアドラントに位置づけられたことを発表した。

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同レポートでは、ベンダーの「実行能力」と「ビジョンの完全性」に関する細かな基準が設定され、アドビ システムズを含む20社のベンダーを評価。そして、総合得点が最高の企業がリーダーに選ばれるとのこと。

また、レポートでは明確なビジョンのもとに優れた業績を達成しつつ、将来への準備も整えている点や、強力なチャネルパートナー、複数地域でのプレゼンス、一貫した業績、プラットフォームの広範なサポート、良好なカスタマーサポートの実現も評価。1つないし複数の技術や業界別市場での優位性、自社の製品が適合すべきエコシステムの認識、企業での展開方法を実証して他のビジネスアプリケーションおよびコンテンツレポジトリと連携し、業界別プロセスまたは業種共通型ソリューションを特化した形で提供できるといった評価も記述されている。

アドビ システムズの製品戦略/ソリューションマーケティング担当バイスプレジデントであるケビン コクラン氏は、「同レポートは、顧客への保証とサービスの提供を目的としたより大規模なデジタルマーケティング戦略の一環として、Webコンテンツ管理が、重要な役割を果たしていることを裏づけるものです」とコメントしている。