登場から10年、いまだに大きなシェアと影響力を持つWindows XPだが、ついにシェア第1位の座を明け渡す日が来たようだ。StatCounter Global Statsの報告によると、2011年10月のOSシェアにおいてWindows 7のシェアがWindows XPのシェアを超えて第1位になった。2011年11月に入ってからもこの傾向は続いていおり、確実に世代交代が進んだことがわかる。
シェアの数値に関しては、同じくOSシェアやブラウザシェアを報告しているNet Applicationsとは開きがある。Net Applicationsの報告によれば、2011年10月も依然としてWindows XPのシェアが最も多く、Windows 7は2番手に付けている。ただし、Windows XPが下落しWindows 7がシェアを増やすという傾向は両者で一致しており、Net Applications報告もいずれは同様の状況を迎えることになるものとみられる。
Windows XPのシェア低下はIE6のシェアにも強い影響を与えている。Windows XPのシェアが低下することで、Windows XPのデフォルトブラウザであるIE6のシェアの低下が進んでいる。