Net Applicationsから2011年10月におけるデスクトップOSシェアが発表された。10月もこれまで同様、Windowsがシェアを落とし、それ以外のOSがシェアを増やす傾向が続いた。Windowsは91.9%という独占的なシェアを持っているものの、長期にわたってシェアを減らし続けている。特にここ数ヶ月、Windowsシェアの減少幅が広がっており、ほかのOSのシェアを伸ばしている。
順位 | OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows | 91.86% | ↓ | 長期に渡り下落傾向 |
2 | Mac | 6.94% | ↑ | 強く成長。成長傾向 |
3 | Linux | 1.19% | ↑ | 成長傾向 |
順位 | バージョン別OS | シェア | 推移 | 備考 |
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1 | Windows XP | 48.03% | ↓ | 大きく減少。減少傾向 |
2 | Windows 7 | 34.62% | ↑ | 強く成長傾向 |
3 | Windows Vista | 8.85% | ↓ | 減少傾向 |
4 | Mac OS X 10.6 | 3.62% | ↑ | 増加 |
5 | Mac OS X 10.7 | 1.83% | ↑ | 増加傾向 |
6 | Linux | 1.19% | ↑ | 7位から6位へ浮上。成長傾向 |
7 | Mac OS X 10.5 | 1.14% | ↓ | 6位から7位へ下落。減少傾向 |
8 | Mac OS X 10.4 | 0.29% | ↓ | 減少傾向 |
WindowsではXPのシェアが50%を下回り48.03%となった。ここ数ヶ月、Windows XPのシェア減少の幅が広がっており、本格的なシェア減へ向かって動き始めたのではないかと見られる。これに代わるようにWindows 7が力強くシェアを増加させ、双方のシェアが近づきつつある。Windows XPとWindows 7のシェアを合わせると82%を超えており、この2つのOSが強い影響力を持っていることがわかる。
Mac OS Xは数ヶ月前から強い成長を見せ始め、10月も成長傾向が継続した。Windows Vistaのシェア減が着実に進んでいることから、数ヶ月後にはMac OS XのシェアはWindows Vistaのシェアを超えることになるとみられる。