アドビ システムズは、10月に開催された「Adobe MAX 2011」において、クリエイター向けのクラウドサービス「Adobe Creative Cloud」を発表していたが、今回、同サービスの料金設定などを新たに発表した。

Adobe Creative Cloudメンバーシップは、個人向けには月額49.99米ドル、日本では月額5,000円(税別・アドビストア予定価格)、ワークグループ向けには1台あたり月額69.99米ドル、日本では月額7,500円(税別・アドビストア予定価格)で、2012年上半期より提供が開始される(料金はいずれも年間契約の場合)。

なお、同サービスは新たな選択肢として提供されるもので、これまで通りの買い取り形式による各種製品提供も継続される予定とのこと。ただし、同サービスの導入と移行に伴い、買取り形式のユーザーに適用されるアップグレードポリシーが変更となる。CS6のリリースからは、アップグレード対象がこれまでの過去3バージョンから過去主要1バージョンのみに限定され、CS6リリース時にアップグレード価格の適用を受けるには、最新バージョン(CS5、CS5.5のいずれか)のソフトウェアを利用していることが条件になるという。