「VEGAS PRO 11」

フックアップは、SONY CREATIVE SOFTWARE社の業務用ノンリニアビデオ編集ソフト「VEGAS PRO」の最新バージョン「VEGAS PRO 11」を11月18日に発売する。価格は9万4,500円。

「VEGAS PRO」は、オーディオおよびビデオ制作を効率的かつ直感的に実現するプロフェッショナル向けビデオ編集ソフト。今回発売された最新版では、AMD社製およびNVIDIA社製のOpenCL対応デバイスをサポートし、ビデオ FX、トランジション、コンポジット、パン/クロップ、トラックモーション、およびエンコードの処理をGPUによって高速化。レンダリング時間を飛躍的に短縮し、ワークフローの大幅な効率化を実現した。

画面イメージ

このほか、ステレオスコピック3D機能を強化。新たに撮影時のずれを修正するための配置と深度の調整ツールを備えたほか、従来の2D FXとトラジションに、3D効果を付加できるようになった。また、単一ディスプレイの3Dコンピューターでの編集も可能となっている。本バージョンではさらに、手ブレ補正機能やProTypeタイトラー、「名前をつけてレンダリング」ダイアログなど、さまざまな点を改善している。

対応OSは、Windows Vista SP2/7(32-bit/64-bit)以降。前バージョン同様、通常版の他に教員・学生向けのアカデミック版(7万1,400円)も用意される。なお、旧バージョン「VEGAS PRO 10」を2011年10月18日以降に購入し、ユーザー登録を完了させている場合は期間限定で無償アップグレードできるほか、それ以前のバージョンのユーザーに向けた有償アップグレードも用意する。詳しくは、同社のWebサイトまで。