プリント基板ネット通販サイト「P板.com」の運営で知られるインフローは今年で3回目となる「電子工作コンテスト2011」を開催する。作品応募期間は10月1日から11月23日(祝・水)までで、発表は12月11日(日)に秋葉原で開催予定の「電子工作フェスティバル2011」にて行う。

電子工作コンテストは、優れた作品を表彰する年に1度の電子工作の祭典だ。今年のテーマは「電子工作は生活、エンタメ、ビジネス、アートを創造する!」。審査員にアーティスト/エンジニアの石橋素氏、マイクロチップ・デザインラボ代表の後閑哲也氏、メディアアーティストの八谷和彦氏を迎えて行われる。

エントリー方法は、自作した電子工作作品の紹介動画を共有動画サイト(YouTubeまたはニコニコ動画)に公開した上で応募する形だ。わざわざ作品を事務局などに送ったりする必要はない手軽さが人気の理由となっている(逆に、撮影テクニックは多少なりとも必要とされる)。電子工作のジャンルは特に問われない。審査基準は、技術、デザイン、アイディアだ。

今回用意されている賞は、大賞、優秀賞、新人賞、学生賞、海外作品賞のほか、企業賞(複数)、メディア企業賞(複数)、特別賞(複数)など。また、TwitterなどのSNSと連動した賞も設置予定だ。電子工作を撮影した優れた写真を表彰する賞で、電子工作フェスティバル2011当日までにTwitterに投稿された電子工作の写真から数多くのリツイートされた写真を表彰するという内容だ。

画像1。公式サイトの模様