アンテナハウスは、Webブラウザ上で書籍を執筆・編集・出版できるサービス「CAS-UB」を開始した。

「CAS-UB」は、Webブラウザ上で完結する書籍印刷用PDFおよび電子書籍の制作サービス。クラウド上にデータを保管するため、Windows、Mac、iPadといった端末や場所を選ばず作業が可能なほか、複数の著者・編集者による同時進行の共同作業も容易にする。

また、DTPデータを再構成して電子書籍を作成する従来型のプロセスとは異なり、1つのコンテンツデータから完全自動で紙書籍(PDF)と電子書籍(EPUB)の両方を作成できる"ワンソース・マルチユース"を実現。いずれも出力時には、各記事の見出しから目次を自動生成するほか、記事リンクなども自動的に挿入するという。電子書籍の出力フォーマットはEPUB 2.0で、今後はEPUB 3.0にも対応する予定とのこと。

価格は、企業向けサービスが年間73万5,000円、個人グループ向けサービスが年間26万2,500円。いずれも半年のプランもある。詳細は同サービスWebサイトまで。