医師に相談できるQ&Aサイト「アスクドクターズ」は、医師100名に対してレーシック手術に関するアンケート調査を実施した。賛成する医師と反対する医師は同数で、医師にとっても判断は難しい問題であることが窺える結果となった。

調査結果によると、「先生のご家族や親しいご友人がレーシック手術を望んだ場合、賛成されますか?」との質問に対して、「賛成」「反対」と回答した医師は37%と同数に。賛成と回答した医師の意見は「強く勧められないが、コンタクトレンズより良い面もある」、「施設を選べばよさそうだから」、「友人が受けてその恩恵を被っている」など。一方、反対者は「感染の危険性がある」、「長期予後・合併症が明らかでないから」、「失敗例や感染等のデータが不鮮明」などが挙げられた。

同サイトでは「賛成派の医師は既に実績がある点を評価し、逆に反対派の医師は長期的な不安を挙げている方が多い傾向が見られる。レーシック手術については医師にとっても一概に判断することは難しい問題なのでは」と分析している。