Freescale Semiconductorは、同社のPowerPCコアを内蔵した車載向けのQorivva MCUを搭載した開発用キット「StarterTRAK」を発売した。

パワートレイン制御向け「StarterTRAK」

StarterTRAKにはFreescaleの提供するOpen Sourceのデバッガやボードの設計図、CodeWarrior評価版ライセンスやRAppID初期化ツールを含む必要な開発ツール類、実装例やコードサンプル、必要なケーブル類などがパッケージングされており、これを利用してアプリケーション開発の実験/評価フェーズを迅速に行うことが可能と同社は説明する。

StarterTRAKは現在以下の3種類が用意されている。

  • 「TRK-MPC650xB/C」:車載電装機器向け
  • 「TRK-MPC560xP」:シャーシ/モータ制御向け
  • 「TRK-MPC563xM」:パワートレイン制御向け

なお、いずれのキットもすでに出荷を開始しており、価格は99ドルからとなっている。